リアル鬼ごっこ、ご覧なりましたか？

リアル鬼ごっことは、山田悠介のデビュー作。ホラー小説として大ヒットし、漫画、映画、ゲームなどが発売されている。



リアル鬼ごっこのあらすじ（ネタバレありです、ご注意を）

時は、西暦3000年、王様が治める国。人口が約1億人で、「佐藤」という苗字を持つ人口は、人口の半分500万人を超えるという状況になっていた。

王様の苗字は「佐藤」であった。王様は「佐藤と名乗るのは自分だけで良い」と怒りの宣言。

「鬼ごっこのようなゲーム感覚で全国の佐藤を捕まえ、抹殺する」という恐るべき命令がくだったのだ。

この鬼ごっこ期間は１２月１８日から１２月２４日の７日間と決められた。

なぜ期間がもうけられたのかが不思議である。

鬼ごっこ期間中の ２３時から２４時までの１時間に、王国の兵士100万人が「鬼」として配備された。

時間がくれば鬼は「佐藤探知ゴーグル」という特殊な装備を使って、佐藤という名字の人間を探索する。そして発見され追いかけて捕獲する。

鬼に捕まった佐藤さんたちは、王国の極秘収容所に連れて行かれる。そして、ついには、眠らさせるように殺されるのだった。

まさに「リアル鬼ごっこ」。この時、全国の佐藤さんたちは、この受難の１週間を、鬼から逃げきれるのか。

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